Clamo

somewhere I can see the stars

文学的で詩的な歌を書くコブクロが好きだ。

私は、最近はインプットの時期だ。大量の情報をインプットし、インスピレーションを受ける。コブクロの曲もその1つだ。

少し引用してみよう。

 夕凪(ゆうなぎ)が水面(みなも)に 並べた羊雲のように

斑(まだら)の心じゃ君の 声にも気づかない

秋風がまだ遠くの夏の

終わりを待ちわびている頃

僕等の瞳に 最後の陽(ひ)が落ちる

君という名の翼』という曲の一節。

疾走感あふれるサウンド感とともに、焦燥感や過ぎ去った記憶の蘇る様が、ありありと描かれている。

 

 空の色映し出した

瑠璃色の海 遥かから聞こえる

あなたの笑い声は

よく聴けば波の音でした

 

寂しさ隠せずにいるなら

一人になればいい

囁くほどの声で呼んでいるのは

いつも同じ名前

こちらは『ここにしか咲かない花』。

コブクロのサウンドにハマっていたのは小学四年生〜五年生の頃だった気がする。

“寂しさ隠さずにいるなら  一人になればいい”の部分では、離婚した両親、そしてその家族状態を意識していたため、当時から目が潤むフレーズだった。

もちろん、これは私の個人的な解釈なのだが、“いつも同じ名前”という部分、人の名前だけに限らず、心に浮かんだ“もの”ならば、なんでもアリだと思うのだ。

 たとえば、私は当時、自身の感情や考えを言語化することに注力していなかったので、今よりも直感的に物事に触れていた記憶があるが、この歌詞の部分の“名前”は自分にとって最も落ち着く“居場所”を思い浮かべていた。

 

最後に『未来』の一節を引用して終わろうと思う。

 こんなに か細く 折れそうな枝の先にも

君の未来が生まれてる

まだ見ぬ日々を 切り落とさないで

 

さあて、もうすぐ『この声をきみに』が始まる。ささやかな楽しみだ。

 

 

 

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