くらも

星空を眺めながら眠れる場所でのんびりと暮らすことが夢。本気だよ。ゆっくり長期戦で夢を叶えるよ。それまでに死なないよう、事故に気をつけるよ。


誰にも分かってもらえず、こんなに傷つくなら、二度と誰にも自分の本当の気持ちを伝えないでおこう。そう、私が心に強く決めたのは中学一年の頃だった。自分の弱いところを見せるのがとんでもなく怖い。迷惑をかけたくない。心配されたくない。そう思えば思うほど、私は、孤独になっていく。笑顔なのに、みんなから自分の心が離れていく感覚を覚える。もう何年もそんな状態だ。元々、言葉を発するほうではなかったのに、それ以来、私の中には、ぽっかりと埋めようのない空間ができてしまった。私が認識していた以上に私は、人が怖いのかもしれない。話すのが怖い。人と顔を合わせて話すのが怖い。仕草や、一瞬の目の動きや、言外に滲み出る彼らの本当の気持ちが怖い。楽しい思い出はどこかへ行ってしまった。暗い空間の中に見つけた、小さな出口への光も、すぐに、幻だったかのように消えてなくなってしまう。残っているのは、ひとり、ぽつんとうずくまる私だけだ。聞こえるのは、鼻をすする音と、ときどき嗚咽をする情けない泣き声。ここに居るのは、弱くて醜くてみすぼらしい私だけ。